受託解析特異的IgE抗体測定特定のアレルゲンコンポーネントに対する評価

培養実験室 培養実験室

特異的IgE抗体測定手法

ELISA法(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)

  • ① 評価対象のアレルゲンコンポーネントをプレートに固相化します。
  • ② 血清を添加し、アレルゲンコンポーネントとIgE抗体を結合します。
  • ③ HRP(西洋ワサビペルオキシダーゼ)などの酵素標識の抗IgE抗体をアレルゲンコンポーネント上のIgE抗体と結合させます。
  • ④ 酵素の基質を添加し、発色後の吸光度を測定します。
  • ⑤ コントロール血清(3例以上が望ましい)で得られた値と比較して結果を判定します。

※IgE抗体量への換算はオプションです。

ELISA法(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay)

ELISA法
96ウェルプレート

ELISA ~96ウェルプレートでの実施例~

IgE抗体が含まれるウェルは液が黄色くなっています。IgE抗体が多いほど色が濃くなります。

※ 酵素や基質の組み合わせにより色は異なります。蛍光や発光を用いることでより高感度な検出も可能になります。

報告書例

特異的IgE抗体測定結果報告書

評価可能なアレルゲンコンポーネント

測定料金: 単価6,600円(税込)

マークをクリックすると詳細を確認できます。

アレルゲン大麦
タンパク質 アレルゲンコンポーネント 詳細
BA01 gamma-hordein-3(γホルデイン3) Hor v 20

臨床的意義(測定をする意義・価値)

大麦の主要アレルゲンコンポーネントであり、感度が高い。小麦のomega-5 gliadinと交差抗原性を示すと報告されている。

臨床的意義の根拠となる参考文献・学会発表等

Palosuo K. et al. Rye gamma-70 and gamma-35 secalins and barley gamma-3 hordein cross-react with omega-5 gliadin, a major allergen in wheat-dependent, exercise-induced anaphylaxis. Clin Exp Allergy. 2001;31:466-73.
酒井智美ら, 小麦・大麦アレルギー併発例における新規の交差IgEエピトープの特定, 第57回 日本小児アレルギー学会学術大会
藤川詩織ら , ω-5 gliadin陽性/陰性の小麦・大麦アレルギー2例の網羅的抗原解析から得られた反応抗原と予後の関係, 第57回 日本小児アレルギー学会学術大会

BA02 beta-amylase(βアミラーゼ) Hor v 17

臨床的意義(測定をする意義・価値)

難治性の小麦・大麦アレルギー症例で感作例あり。重症マーカーの可能性がある。小麦・大麦と交差反応の原因になる可能性がある。

臨床的意義の根拠となる参考文献・学会発表等

酒井智美ら, 小麦・大麦アレルギー併発例における新規の交差IgEエピトープの特定, 第57回 日本小児アレルギー学会学術大会
藤川詩織ら , ω-5 gliadin陽性/陰性の小麦・大麦アレルギー2例の網羅的抗原解析から得られた反応抗原と予後の関係, 第57回 日本小児アレルギー学会学術大会

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