- Allergy Pocket Guide
Allergy Pocket Guide発行のご案内 ~ 秋号:即時型アレルギーにおけるEXiLE法の臨床・研究での有用性 ~
2024年10月から発行しております『Allergy Pocket Guide』につきまして、大変ご好評をいただいており感謝申し上げます。この度、Allergy Pocket Guide秋号(No.7)を発行させていただくことになりましたのでご報告いたします。
本号では、即時型アレルギーの分野で期待を集めている「EXiLE(IgE Crosslinking-induced Luciferase Expression)法」を取り上げ、その開発者である中村亮介教授(帝京大学 薬学部 医療薬学講座 生命情報薬剤学)にも監修をお願いいたしました。
EXiLE法は、免疫細胞の活性化という生体反応に近い機序が評価できるだけでなく、“保存された血清”を用いることが可能という点が大きな特徴となります。昨今では、感度・特異度の向上を実現した新たな細胞株「HuRa-40細胞」が開発され、またプロトコル設計の柔軟さを活かした様々な解析結果が報告されるなど、その進化は、アレルギー疾患が抱える様々な課題の解決にも多大に貢献できるものと期待されます。本内容が日常診療や研究のご参考となりましたら幸いでございます。
本アレルギーポケットガイドは、藤田医科大学医学部先端アレルギー免疫共同研究講座(責任者:矢上晶子)と、その出資元であるホーユー株式会社の共同発行となります。私たちは、アレルギー疾患の早期診断と効果的な治療、さらにはアレルギー疾患による生活制限の最小化の実現を目指し、これまでの研究をさらに加速するとともに、研究成果の社会実装をより積極的に進めて参ります。
<Allergy Pocket Guide>
「即時型アレルギーにおけるEXiLE法の臨床・研究での有用性」についてはライブラリーから

